運動の源:厳選素材

エネルギーについて
アミノ酸の役割
ミネラルの大切さ

運動の源:厳選素材

エネルギーについてアミノ酸の役割ミネラルの大切さ

ミネラルの大切さ


人間が健やかに生きていくためには、たんぱく質、糖質、脂質、ビタミン、そしてミネラルの5大栄養素を適正に蓄えることが大切です。その中でミネラルは他の栄養素の効果を発揮させるための要となり、重要な役割を担っています。

人間に必要なミネラルは16種類あり必須ミネラルと呼ばれています。

必須ミネラル

Ca(カルシウム)、K(カリウム)、Na(ナトリウム)、Mg(マグネシウム)、Fe(鉄)、Zn(亜鉛)、S(硫黄)、CI(塩素)、I(ヨウ素)、Cu(銅)、Mn(マンガン)、P(リン)、Se(セレン)、Mo(モリブデン)、Co(コバルト)、Cr(クロム)
代表的なミネラル「カルシウム」や「マグネシウム」は脳の正常な神経伝達を助けし、イライラや興奮、緊張の緩和に役立ちます。

身体が正常な状態にするため㏗7.3位の弱アルカリ性を保っています。酸性の物質が体内に入ってくるとカルシウム、マグネシウム、ナトリウム等のアルカリ性のミネラルが中和し適正な㏗に保ってくれます。

体内にミネラルが必要不可欠であっても単体のミネラルに偏り摂取が過剰になると、逆効果になります。例えばカルシウムだけ単体で大量に摂取していると、吸収しきれないカルシウムを排出しようとマグネシウムまで身体の外にでてしまうという危険性があります。ですので、ミネラルは、多くの種類のミネラルをバランスよく同時に摂ることが大切なのです。

ナトリウム

汗には電解質が含まれており、発汗量の増加に伴い電解質(ナトリウム、カリウム)の損失量も多くなります。中でもナトリウムは細胞外液の主要な成分であり、ナトリウムが損失すると熱痙攣や消化管平滑筋の痙攣による腹痛の原因となります。発汗によるナトリウムの損失量を補うには運動中にナトリウムを含むドリンクを摂取させることが必要です。

カリウム

カリウムはナトリウムと拮抗して、細胞内外のイオンバランスを調整する非常に重要なミネラルです。通常の生活では不足することがありませんが、スポーツなどで筋収縮が激しく、長時間続く場合には注意が必要です。カリウムが不足すると足がつりやすくなったり痙攣を引き起こします。

マグネシウム

マグネシウムは俗にエネルギーミネラルとも呼ばれ、糖をエネルギーに換える時に必要になる他、血圧、体温の調節に働くなど、体内の約300種類の酵素の働きに関わっています。汗や尿により流出しやすい栄養素であり、とくに運動中に不足がちになる傾向があります。また、ナトリウムとカリウムの細胞内外バランスを整える働きがあります。

リン

リンは体内のミネラルの中でカルシウムの次に多い栄養素です。成人の体には最大850gのリンが含まれています。体内のリンはその85%がカルシウムやマグネシウムとともに骨や歯を作る成分になっていて、残りの15%は筋肉、脳、神経などの様々な組織に含まれ、エネルギーを作り出す時に必須の役割をしています。

経口補水液の役割

脱水の時に多量に失われる「水と電解質(カリウム、ナトリウムなどのミネラル成分)」、そして浸透圧を調整するためブドウ糖やショ糖を含む液体が経口補水液です。脱水症や熱中症は重症化すると危険な状態に陥ることもありますが、経口補水液を適切なタイミングで補給することである程度防ぐことが出来ると言われています。